イタリアと日本の食べ方の違い
日本では全部一緒に食べる
日本は、主食と副菜、お味噌汁がついたりするスタイルが一般的です。
一汁三菜と呼ばれているものです。
全てが同時に提供されます。
「まんべんなく食べなさい」と言われませんでしたか?
日本、アジアの食べ方なのかもしれません。
イタリアでは、順番に食べる
イタリアやヨーロッパは、料理を一品ずつ順番に食べます。
よくは理解できなくはないですか?
日本で言うと、お味噌汁を飲み終えてから、豚肉の生姜焼きを食べ終えてから、と、そういう食べ方をしているよ、とという人もいるかもしれません。
ちょっと違います。
私は、レストランで働いていましたので、実際の一般家庭で生活をしていたわけではないです。
賄いでも、大体、2皿食べます。
日本でも、ご飯と豚肉の生姜焼きだけ、2皿食べるよ、という人もいるかもしれません。
ちょっと違います。
イタリアでは、大体(炭水化物系)、一皿目をまず盛って、それだけを食べます。
他には、パンとワインか水しかありません。
料理が2皿できていても、まず一皿目を集中して食べます。
それを食べ終えてから、2皿目を盛りつけます。
それを集中して食べます。
なので、日本で例えると、白米だけ食べます。その他はお茶くらいしかありません。
白米を食べ終わったら、次に豚肉の生姜焼きを盛りつけて食べます。
こういった、食べ方の違いがあるのです。
日本は食べ方が特殊な国
日本は、本当に様々な食文化が入っています。
全てを同時に揃ってから食べる慣習は根底にあります。
けど、ヨーロッパの食べ方を知っている人がいます、アメリカ式の食べ方を知っている人がいます、細かく言うとイタリア料理の食べ方を知っている人がいます、フランス料理の食べ方を知っている人がいます、となると、飲食店では色々な食べ方をします。
うちのお店では、
全ての料理が出揃わないと食べないお客様もいます。
ピザは私だけ、パスタは私だけというお客様もいます。
全てシェアするというお客様もいます。
前菜は一切食べず、同時に食べる人もいます。
私たちは、料理をお待たせするのが嫌なので、よく「あそこのお客様はシェアしません」などという情報をよく共有しています。
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