ナポリピッツァ、ローマピッツァ、ピザの違い

はじめに
今日は簡素に説明していきます。
先日、イタリア人と外国人のグループがご来店しました。
1人が「彼がイタリア人なので、頑張ってください」とハードルを上げられ、私なりに痛恨のピッツァを焼いたところ。。。
結果は?
ピッツァとは
Pizzaの発音は、イタリアでは、ピッツァと言います。
言わずと知れた、ピザの本場イタリアのルールに従ったピッツァのことです。
ナポリピッツァと呼ばれるには、生地の塩分、材料、用いるチーズの指定もあります。
ロマーナタイプのピッツァもあります。
これは比較的薄生地のものです。
大衆用で、フォカッチャなどを使ったものもあり、これは具やチーズも自由度があると思われます。
ピザとは
Pizzaの発音を英語よりでいうと、ピ「ザ」になります。
Zは濁音のついた発音ですよね。
イタリアとニューヨーク(アメリカ)は近いです。
イタリア人はアメリカへ移住したでしょう。
となるとどうでしょう。
イタリア人はアメリカでもピザを食べたいですね。
となると、そこの国であるもので、作り始めるのです。
そこで、アメリカ人は、ピッツァをカスタマイズし、ビジネスとして目を付ける人もいて、大手宅配チェーンなどとともに独自に発展してきました。
フランス料理と日本の洋食
この流れは、ナポリタンや、コロッケ、グラタン、ハンバーグ、カレーなどがある洋食とフランス料理との関係性に近しいものがあると思っています。
フランス料理を学んだ人たちが日本人が食べやすいように他国の料理をカスタマイズする、フランスでしか手に入らない食材もありますから当時の日本の食流通から、作りやすいレシピで発展していくのです。
これは、大昔からの、国が国を侵略し、占領下にあった時代の料理が、その国と国との共通点を持った料理が残っているとまた似たニュアンスだと思います。
当店のピザは?
石窯ピザフェデリコは「ピザ」としています。
本場イタリアのルールから思いっきり飛び出しているので、「ピザ」と命名しました。
具材もチーズも生地の配合も自由にやっています。
よって、タバスコ(塩入り調味料)も使えます。
結果は?
イタリア人は「美味しい」とも何も言わず帰っていきました。
後でスタッフに聞くと、塩をかけて食べていたそうです。
うっかりしていました!
当店のピザ生地は塩味控えめです。
ナポリ基準からすれば2/3くらいで結構薄いかも???
けど具材で醤油を使ったり、塩味のあるものも使いますし、
タバスコの使用も許可しています。
タバスコをかけても美味しいようにしているのです。
塩味のきいたものに、タバスコ(塩)をかけて食べて
「このお店のピザはしょっぱい!」
こういう評価は当然のことながら出る可能性があります。
ちなみにイタリア人は絶対タバスコを使いません。
日本人は白飯にお塩をかけて食べませんよね??
変じゃないですか?
ちなみに、イタリア人は、ピザのお代わりもしました笑
なんでかな?
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