料理人の暑さ対策(同業者向け)

2024.7.29(月)現在、猛烈なもうもうもう猛暑が続いています。

40度近い気温にまでなるなんて、数十年前と随分変わってしまった異常気象です。

さて、飲食店ですが、火を使うので、当然のことながら、現場はとても暑くなります。

40度から50度くらいの暑さがずっと続き、1日10時間以上耐えなければなりません。

ではどうするべきか、主に暑さ対策のアイテムと行動について解説していきます。

目次

暑さ対策グッズ

毎年暑いので、いつもグッズを買ってしまいます。

効果があったと思われるものを列挙していきます。

1、スポットクーラー

二つも買ってしまいました。

一つは、ノズルがあって動かせるもの、もう一つは機械から直接でるものです。

ノズル、パイプが付いているものが割とコンパクトなのでオススメです。

厨房にエアコンをつけたいところですが、かなり費用がかかりますし、設置しやすい家庭用エアコンはすぐに壊れてしまいます。

スポットクーラーなら動かせるのが便利です。

それでも場所をとってしまうので面倒ですが、夏場だけ置いて冬場は家に持って帰ります。

2、氷嚢

氷を入れて首につけるものがあります。

これと、背中に設置できるもの。

両方、氷を入れるタイプです。

保冷剤スタイルで冷凍庫で冷やすものはダメです。

あっという間にぬるくなります。

氷ですと、飲食店の製氷機がありますし、冷たさも格段に上です。

仕込みの時に使います。

背中(黒い)の氷嚢はそれほど目立たないので営業中も使うことが可能です。

あと、仕込みの時間ですが、水で顔と髪まで洗うとかなり、さっぱりします。

シャワー室がある職場なんて滅多にないですからね。

3、サーキュレーター

扇風機を使う人がいるかと思いますが、断然サーキュレーターです。

サーキュレーターは直線の風の動きが秀悦です。

暑すぎる厨房では扇風機は風が分散されていて、あまっちょろいのです。

厨房には3つところどころに置いています。

日頃の習慣

日頃の習慣ですが、夏になるまでが勝負だと思っています。

暑熱順化という言葉をご存知でしょうか?

身体を暑さにならすということです。

ネットで検索すると、「運動をする」「半身浴をする」とありますが、料理人は普段からハードな動きをしているし、いつも入浴してるし、と思うでしょう。

個人差があるので、ここで、「いつもより」「汗をかく」ことに意識します。

運動をするはいつもより多めにする。

入浴するは、いつもより長めにする、です。

いつも通りだと身体はそれに順応していますので、いつもより負荷をかけて、暑さに対して適応力を上げるということですね。

私は、このいつもより長め、多めを意識して、わりと猛暑に対して例年より穏やかです。

まとめ

厨房も恐ろしく暑いですが、外で働いてらっしゃる方の方が大変だと思ってしまいます。

それほど照りつける太陽です。

日差しの方が危険だと思うほどに。

まだ、飲食店は日差しは防げるので、この中でどう、暑さ対策をしていくか、を考えていかなければなりません。

熱中症で料理人が搬送されたとはあまり聞きませんが、私も水分をたくさんとっていたにもかかわらず、熱中症になったことがあるので、本当に要注意です。

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