究極の人参スープの作り方
衝撃を受けた人参スープ
私は東京で長らく働いていました。
レストランで働いていましたが、お休みの日はこっそり、お気に入りのレストランで無報酬で研修しに行っていました。
中目黒にペティアンというビストロがあり、盛り付けも、お酒にバッチリ合う味付けも自分好みでした。
横山シェフのレシピのシンプルさは今でも私の基本となっています。
その中でも、人参スープ。
お店で食べた時、美味しくて、どうやって作るのだろう?と考えたことがあり、研修でレシピを聞くと、
「人参とバターで煮てるだけだよ」
「え、それだけですか?」
衝撃を受けました。
面倒くさいことが嫌いなようでもありましたが笑
どのレシピもメモがいらないほどシンプルでした。
私は今でも横山シェフのように、なるべくシンプルを心がけています。
シンプルが一番という考え方
今の時代、シンプルさがよいとされます。
物や情報が増えた現代社会、どこか人はシンプルに憧れるようです。
私はシンプルが一番という考え方ではありません笑
シンプルは難しいのです。
シンプルで、より効果的に機能するには、膨大な知識量が必要です。
その中で、引いていく、引き算をするのに、経験と膨大な知識量がいるのです。
何事もシンプルにできることは努力なしではできないのです。
私のレシピの原点
よって、私はシンプルを目指しています。
まだまだ、料理も下手ですし、知識量もまだまだ。
シンプルでかっこいいお皿を作る料理人がいると、憧れてつい何度も作品を見てしまいます。
レシピの中でどの行程が重要だろうか、どの食材が最も重要なのだろうか?
いらない行程はないだろうか?
重要な食材を邪魔する食材はないだろうか?
よく考えます。
正直、間違うこともあります(まずく作るという意味ではありません)
時代によって変わるかもしれません。
ただ、今は本当に、単純でシンプルで気取らない格好いい、料理が作れたらなあと思います。
人参スープのレシピ
究極の人参スープの作り方
1、人参を適当にカットして、お塩とバターと一緒にじっくり炒めて、水を入れ柔らかくなるまで煮ます。
2、ジューサーなどで撹拌します。
3、牛乳や豆乳で伸ばして出来上がり。少し生クリームを使うとコクが出ます。
ホットでも冷製でも可
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