第13回「イタリアで散髪はどうしたか?」イタリア修行

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はじめに

連載形式のイタリア修行日記は、石窯ピザフェデリコ、オーナー堅田が2005年に約1年間イタリア修行のため滞在した経験をもとに書いています。

修行場所は、イタリア北部、そしてフェデリコと一緒に働いたサルデーニャ島です。

イタリア国内の観光は20州のうち半分は行きました。

思い出だけをもとに書いていますので、正確な情報はインターネットで検索してください。519

イタリアの床屋事情

イタリアでの床屋事情に関して、私は実はイタリアの床屋に行ったことがありません。

理由は、イタリア語が上手でなかったことがあります。

例えば、「刈り上げてください」とか「すいてください」といった注文をうまく伝えられる自信がなく、言葉が通じないことに不安を感じていました。

また、当時はお金もあまりなかったので、髪の毛を切りに行く余裕がなく、結果的にギリギリまで伸ばしていました。

長髪は好かれない?

ある日、髪がかなり伸びてきた頃、イタリア人の同僚から「後ろ髪が変だから、俺が切ってやるよ」と言われました。

彼の指摘からもわかるように、イタリアの男性は一般的に短髪でさっぱりした髪型を好む人が多い印象があります。

短髪の方が清潔感があり、男性らしいと考えられているのかもしれません。

例外もあります。私の日本人の友人は長髪でしたが、イタリア人女性から告白されたこともありました。彼はもともと男前だったので、長髪でも特に問題なく、むしろ魅力的に見られていたのかもしれません。

余談ですが、イタリアでの日本人男性と女性のモテ度には、ちょっと違いがあります。

正直に言うと、イタリアでの日本人男性の人気はそこまで高くないようです。

理由としては、イタリアの男性は一般的に自信があって、積極的にアプローチをする人が多いのに対し、日本人男性は控えめでおとなしいと感じられることが多いからかもしれません。

そのため、イタリアの女性にはちょっと物足りなく見えることがあるようです。

ただ、もちろん個人差があります!イタリア語が話せたり、ファッションや立ち振る舞いが魅力的だと、印象がガラッと変わって人気が上がります。

それはどこの国でも同じですね。

一方で、日本人女性の人気はとても高いです。

イタリアの男性は、控えめで礼儀正しい日本人女性に対して、とても魅力を感じることが多いようです。また、ファッションセンスや独特の美意識も好感を持たれる要素の一つです。

イタリアでは「ミステリアスで魅力的」というイメージを持たれることが多く、かなりモテる傾向があります。

イタリア人と結婚した知人女性もいます。

どうやってセルフカットする?

床屋に行くことを避けていた私は、現地で「すきバサミ」を買って(多分現地で)、セルフカットをすることにしました。

髪の毛を少しでも減らそうと思い、適当にザクザクとすいていました。

正直、やり方は全く分からなかったので、ただ髪を少なく軽くすることだけが目的でした。

特に襟足を短く整えるのは難しく、いつもそこは手をつけられないままでした(笑)。バリカンがあれば便利だったと思いますが、私は荷物をできるだけ少なくしたかったので、バリカンを持ち歩くことは考えませんでした。実際、私はシェーバーすら持たず、T字カミソリでヒゲを剃っていました。荷物の重さをできるだけ軽くするためです。

食べ歩きの際はスーツケースひとつで身軽に動き回る必要があったからです。

バリカンのアンペアと注意点

バリカンをイタリアで使う際は、日本とイタリアの電圧や周波数の違いに注意が必要です。

日本は100V、イタリアは230Vですので、変圧器を使わないと機器が壊れる可能性があります。

また、アンペア数にも違いがあるため、変圧器を使用する際は、対応する範囲を確認する必要があります。

現地でバリカンを買うのも良い選択です。

終わりに

今回は以上です。

いかがでしたか?

イタリア修行とはいえ、どこかバカンスに近いようなリラックスして過ごせれた日々でした。

何かご質問、コメントなどありましたら嬉しいです。

引き続き、不定期ですがイタリア修行のブログをよろしくお願いします。

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