どろめはいわしの稚魚
どろめ大好きです。
どろめは、高知の方言でいわしの稚魚のことです。
釜揚げちりめんの生の状態のものです。
高知のスーパーでもなかなか見かけることがありません。
新鮮な生の状態を揃えるのは大変なんでしょうね。
ポン酢のような特製のタレで食べることが多いのですが、僕は、そのままちょっと醤油をたらして、ワサビをつけて、刺身のように食べるのが大好きです。
オリーブオイルと塩でも、なかなか美味しいです。
僕の大好きなオリジナルレシピは、
カッペリーニの冷製パスタに合わせるものと、このリゾットです。
主に貝からとったヒュメでリゾットを作り、どろめと温泉卵をのせました。
ポン酢ではなく、レモンで酸味を加えました。
柚子の粉末状の唐辛子を少しアクセントにかけています。
個人的には白ごはんで食べたいw
白ごはんで美味しいという要素をイタリアンにしてみました。
チーズは使わず、米を硬くしすぎず、白米にバターのような感触、イメージをもって仕上げます。
結局は、どろめと卵に少し醤油をたらしたりするので和風かもしれませんね。
どろめを見ると思い出すことがあります。
シチリアの市場のことです。
シチリアの市場ではアランチーニなど、出店で売っていて、どれも美味しく楽しい思い出でした。
そこで、イタリア人のおんちゃんが、ビアンケッティ(どろめのような状態。全く一緒だった)を売っていたのですが、
「めちゃくちゃ新鮮ですげえうまいぞ」っていいながら、客の前で商品に指を入れたっぷりとビアンケッティをとり、パクって食べたのです。
あれは、生涯忘れることはありませんw
イタリアの市場、地方それぞれ、楽しかった、また行きたいものです。
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