イタリアの結婚式
隣にいるのは、アンドレア。
筋肉ムキムキで、すごい色男でした。
サルデーニャ島は海も綺麗で、自然が豊か。
海が少し後ろの方に見えていますが、エメラルドグリーンというのでしょうか?
透明度も高く、船の影が海底に見えるくらいでした。
この日はアンドレアのお兄さんの結婚式でした。
今、思えばよい経験をさせてもらいました。
よく、教会で結婚式を挙げているのは見たのですが、参加したのは後にも先にもこれっきり。
僕にも、案内状のカード(日本の形と一緒)をいただきました。
まずは、教会で式を挙げ、披露宴に移りました。
ここは、披露宴会場です。
その当時はあまりお酒を好んで飲む方ではなかったので、アンドレアとその友人たちが、僕に飲め飲めコールをしたときに「ごめん、あまりお酒が強くないんだ」と答えた時、異常なまでに場がしらけたのを覚えています。
イタリアでは、飲めない飲まないは無礼ではないんでしょうか?笑
フェデリコが隣にいて色々解説をしてくれたので、助かりました。
僕が着ているスーツは、小さなスーツケースに日本から無理やり入れてきた一張羅。
高級レストランに食べ歩き勉強や色々と使う時があるかと思ったからです。
挙式の流れが印象的でした。
地方によって違いがあるかと思いますが、中にカラフルなビーズのようなもの?が入った卵(ちょっと細部の記憶が曖昧なんですが)をいっせいので地面に落とすんです。
ばりばりーと、沢山割れて、教会の中は卵の殻だらけになりました。
キリストの復活祭でもこういう行事があるのでしょうか?
「掃除大変だね。フェデリコ」というと、「シィ(イエスの意味)」と答えました。
披露宴の食事、美味しかったです。
コースで出てきて、ボリュームたっぷり。
サルデーニャ島は、魚介料理も豊富ですから、日本人には嬉しいメニューです。
飲みやすい、白ワイン(ヴェルメンティーノガッルーラ)が多く置かれていました。
ちなみに、僕が修行していた市は、オルビア。
ガッルーラ県です。
ヴェルメンティーノガッルーラの本場。
スーパーでも、このワインは安く買えて幸せでした。
披露宴会場まで、フェデリコと車で一緒に来たので、帰り道、夜道、海の上に浮かぶクルーザー、港の灯りが綺麗だったのを覚えています。
新郎は、アンドレアに負けず劣らずの超男前でしたし(リチャードギア)みたい、新婦も、女優かと思うくらい美人でした。
よい式でした。
のちに何年かして、ほとんど、夫婦の生活をしていたフェデリコとクリスティーナは結婚式を挙げますが、その式に参加したかったです。
さて、日本では只今、バレンタインの時期。
当店でも、2月限定のコースを作っています。
これは、予約なしで注文できます。
川井シェフの特製ガトーショコラがデザートにつくコースです。
予約なしで注文できますが、出すぎて、ガトーショコラがなかったらすみません笑
コメント