ミラノで待ち合わせ。2時に。
この写真は、ピエモンテ州のどこか。。
ちょっと覚えていませんが、寒い日の祭りのときに撮った写真です。
何かわかりますでしょうか?
わかる人は、なかなかのイタリア通ですね。
是非、私が弟子入りさせていただきたいものです。
これは「ポレンタ」といいます。
といっても、まだわからないかも知れません。
日本でいったら、「納豆」くらいな目立つ存在でしょうか??
イタリアでは(北の地域)付け合わせでよく出てきます。
肉「ポレンタ」肉「ポレンタ」肉「ポレンタ」。
私にはそんなイメージがあります。
どこかに食べにいくと、ポレンタがよくでてくるので、滞在中、ちょっと食べるのが嫌になるくらいでした。
「ポレンタ」というのは、とうもろこしからできています。
北の地域は小麦の生産が難しかったこともあり、主食になりうる栄養源とされた昔からある料理です。
私が修行時代は、これを揚げたり、お魚のタラ(ストカフィッソ)と合わしてみたり、薄くしておせんべいみたいにして付け合わせにしたりと、伝統料理ですが、新しい料理としても使われていました。
石窯ピザフェデリコでも、たまーに出すのですが、皆さん、無反応でした。
馴染みがなさすぎるのでしょうね。
このように大きな寸胴でポレンタを炊くのは、昔ながらのやり方なんだと思います。
もしかしたら、現地でも珍しい光景なのかも?
ポレンタの出来立てをいただきました。
なんだか、お餅みたいですよね。
私がイタリア修行に初めて行ったのが、2005年、もう11年前です。
後ろに立っている同期の男性が手に持っているのは、ガラケーですね。
当時のイタリアで、私はイタリアの携帯電話を買って使っていたのですが、画面はモノクロで、小さな画面でした。
写真機能はもちろんついていませんでした。
携帯で写真を撮るなんて、ハイテクでした。
携帯で音楽も自在に聞けるなんて、考えてもいなかったです。
そういえば、イタリア人が、観光客がアイポッドで曲が1000曲以上入ると言っているのを聞いて、すごくびっくりしていたのを思い出します。
当時持っていた、電子辞書も私にとっては、スーパーハイテクでした。
日本に戻ってきて、買い換えたんですが、その当時、それは、かなり高かった辞書なんですが、それよりも安く、機能が何倍もいいものになっていました。
そんな時代からすると、今では、フェデリコと現在ではLINE友達。
はるかに安い通信料でコンタクトが取れるようになりました。
そうそう、イタリアの携帯で、日本の友達と連絡をとりあうとき、メールはアルファベットでした。
どういうことかというと、
「mirano de matiawase.2ji ni」
日本語入力なんてできないので、このようにして修行仲間と連絡を取り合っていました。
「ミラノで待ち合わせ。2時に」
さて、高知は、とても寒いです。
2回目の「フェデリコスポーツ倶楽部」が開催されます。
行ける方、一緒に行きましょう。
コメント