大人は以外と野菜が好きじゃない?
野菜が残される?
去年くらいから、お酒に合うメニューのため、前菜を増やしました。
ご存知かと思いますが、
ピクルスや、
野菜のトマト煮のカポナータ。
時期によっては、色々な野菜の浅漬けなどを作ります。
他の前菜の組み合わせもよく、味付けもシンプルで個人的に気に入っているレシピです。
店内ディナーメニューには、セットメニューがあります。
コース料理ほど格調高くはないですが、当店でのコース料理みたいなものです。
四種類から六種類ほど盛り付けるので、前菜はおまかせとなっています。
時折、前菜を残される、どちらというとこちらが多いのですが、手を全くつけず残されるお客様がいます。
よく残されるのが、「ピクルス」です。
自分でも、美味しいピクルスだと思っていますし、ファンのお客様もいます。
食べず嫌いなのか、お嫌いなのかは、わかりません。
念の為、当店では、苦手な食材とアレルギー食材は最初に聞いています。
余談ですが、「苦手な食材、アレルギー食材などありますか?」とお客様に聞いた時、
お客様が「前菜がきてみないとわからない」と答えました。
私は、???となっていたのですが、おそらく「苦手な食材=自分の口に合わない味付けの食材」として答えたのではないでしょうか。
酸っぱいものも残される?
他に、残されるものがあります。
小魚のエスカベッシュです。
これは、南蛮漬けのようなもので、調味料と酢、砂糖、香草などで揚げた魚をマリネします。
これも残されるか、手付かずで残ってくることがあります。
とても小さい魚ですが、小骨を芸術的に外して食べられた方も1人いました。
他にもヴィネガーを使った料理もあるのですが、あまりウケがよくない気がします。
ヨーロッパでは酸味を味付けとして使う料理があります。
どうすればいいのか?
僕も以前は、野菜を食べる、酢の物が、あまり好きではありませんでした。
億劫なのです。
ただ、今では、お酒のつまみに、野菜料理、酢の物は、アクセントになってよいのです。
メイン料理も大切ですが、こういう枠役も必要なんですね。
なので、苦手だった料理人が作るのですから、どちらかというと味はマイルドだと思います。
一度、召し上がって下さい。
もしくは、残してしまうのでしたら、「酸味のあるものと、野菜を外してもらえますか?」と伝えていただくと食べ物を廃棄することがなくなります。
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