第12回「イタリアの美しい景色」イタリア修行
はじめに
連載形式のイタリア修行日記は、石窯ピザフェデリコ、オーナー堅田が2005年に約1年間イタリア修行のため滞在した経験をもとに書いています。
修行場所は、イタリア北部、そしてフェデリコと一緒に働いたサルデーニャ島です。
イタリア国内の観光は20州のうち半分は行きました。
思い出だけをもとに書いていますので、正確な情報はインターネットで検索してください。
イタリアの夜
イタリアの夜は、とても静かです。
ローマ、ミラノなどの都会は別ですが、私の修行していたサルデーニャ島は田舎です。
四国みたいなものです。
朝と昼は、地方もそうですが、結構、車や人通りはありますよね?
日本と同じように、イタリアの夜も静かでした。
コンビニもないので夜、出歩く必要、意味がありません。
バル(立ち飲み屋やスナックのようなところ、食事は軽食のみ)があるので、そこに行って、友達や、その辺にいる人とお喋りする、そんな時間の過ごし方です。
お酒というものは、なんて素晴らしいのでしょう。
「酒は百薬の長」ということわざがありますが、少し飲酒するだけでも健康被害があるという研究結果がでたそうです。
本当ですか?
お酒は、人と過ごすとき、1人で過ごすとき、かかせないものです。
危険?
それは、道具という機能があれば、危険は切り離せないものです。
包丁だって、車だって、なんだって、使い方によっては、凶器になるじゃないですか?
お酒も、使い方、飲み方によっては、これほど人生を豊かにするものはありません。
ジョンレノンの言葉、ご存知ですか?
“Ninety percent of the people on this planet, especially in the West, were born out of a bottle of whiskey on a Saturday night, and there was no intent to have children.”
話がそれました。
イタリアの夜は、出歩くこともないけど、最小限の照明で、とても神秘的な佇まいをしています。
中世ヨーロッパ、騎士やファンタジーの登場人物がでてきそうではないですか。
建物は昔からのものは、壊さずずっと使っています。
おそらく法律が厳しく古い建物は壊せないのだと思います。
ある、ローマの北の街は、城を守るための城壁に囲まれており、その中で街が発展しています。
夜中歩くと、パカパカっと、まじで馬が出てきそうです。
街が数百年前と変わらない、変えることができない、また大きくすることができないので、ものすごく困ったことが起こります。
そう、駐車場がないのです。
大昔に車なんてないですからね。
なので、イタリア人の車さばきテクニック、駐車テクニックは、まじでプロ級です。
よく、こんなところに、こんなに綺麗にとめれるな、と感心することがよくありました。
車が増え続けると大変ですね。
あの静かなイタリアの夜をたまに思い出します。
お、高知の夜も静かなんですけどね。
おわりに
今回は以上です。
いかがでしたか?
イタリア修行とはいえ、どこかバカンスに近いようなリラックスして過ごせれた日々でした。
何かご質問、コメントなどありましたら嬉しいです。
引き続き、不定期ですがイタリア修行のブログをよろしくお願いします。
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