第5回「サルデーニャ島について」イタリア修行
サルデーニャ島とは
どこにあるの?とよく聞かれますが、地図上でいうと、コルシカ島の下、シチリア島の左上にあります。
四国より一回り大きいので、島という感覚はないかもしれません。
私は高知県に住んでいますが、四国という島に住んでいるって感覚はないですよね?
羊飼いが多くいた島です。
また、イタリア半島から船でしか行き来ができなく、流通が弱かったためもあり、独自のものが多くうまれました。
パーネカラサウという、極薄焼きのパンはサルデーニャ島独自のものではないでしょうか?
乾燥したこの土地で羊飼いの常備食とされ、スプーンのように使ったり、お皿として使ったといいます。
特産品は?
特産品は、サルデーニャ島の真ん中より上、左のほうにあるオリスターノの「ボッタルガ」があげられます。
ボラのカラスミ
です。
地元だったら、カラスミは安いかなと思いきや、高級品です。
ボラは日本で馴染みのないものかもしれませんが、レストランで前菜で利用したりします。
独自のものが発展したと言いましたが、リグーリア、ピエモンテ、南のチュニジアからの移住者の影響をうけた料理もいくつかあります。
クスクスに似た
フレーグラ
というパスタがあります。
やや大きめの硬質小麦で作られています。
詰め物パスタで、非常に独特な形をしている
クリンジョーネズ
という料理もあります。
人柄は?
鎖国していた日本のように、サルデーニャ島も、その姿、体型は似ているという印象です。
黒髮で、身長も大きすぎず、日本人と同じくらいです。
私が修行したところの周りの人たちは、とても人が良く、親切にしてくれました。
高知、沖縄のように(想像できますよね?)島ならでは気質かもしれません。
余談ですが、女性がとても美しく、近所の田舎のスーパーにスーパーモデルみたいな女性が普通にいるので、びっくりします。
彼女、募集中です!
どうやって行くの?
飛行機が早くて便利です。
サルデーニャ島といえば、一番南のカリアリが首都なんで、カリアリ・エルマス空港がアクセスが多いでしょう。
私のいたサルデーニャ島の北、オルビアはオルビア空港がありますが、あまり日本人観光客もいませんでした。
コスタズメラルダという、アランドロンの「太陽がいっぱい」のロケ地で有名なところがあるのと、世界中の富豪がヨットを所有して港近くにいるくらいで、観光地としては見るところが少ないかもしれません。
また、カリアリもオルビアも船でもいけます。
通常の観光でしたら、ローマ観光(これは必須なんではないでしょうか?)をして、ローマから船で一晩かけて船にのるというものです。
結構楽しいですよ。
またサルデーニャ島に行けるように、お金ためまーす。
島内の移動は、国際免許証が入りますが、車か。
田舎の鈍行列車のように、電車?が走っています。
基本的に内陸地は羊ばっかりいるので、カリアリを観光するのが効率的です。
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