「鮎のコンフィ」です。
いつぞやのコースの中の一品です。
「鮎のコンフィ」です。
コンフィは、ざっくりいうと、低温の油でゆっくり煮る調理法です。
鮎といえば、洋食のアレンジといえば、コンフィです。
イタリアンのデザートでは、頻繁にパンナコッタがメニューにのるように、鮎のコンフィも超定番のものとなりつつあります。
私は、魚は基本、塩焼き、一択です。
あと、お刺身です。
ですので、今回は、あえて、コンフィにしました。
県外のお客様には、この料理を喜んでいただき、過去最大級のチップをいただきました。
誠にありがとうございます。
さて、鮎ですが、コンフィとして仕上げています。
鮎の肝のソースは、エシャロットをバターでスエして、肝を入れ、煮詰めて、生クリームでソースにしました。
苦手な人もいると思ったので、控えめにお皿上に配置しています。
で、
鮎の下にはケッパーときゅうりのサルサをしき、コンフィで失った、鮎独特の瓜くささをプラスw
四万十海苔を振りかけて、コンフィで失った、川のコケのような風味をプラスw
さらに、オクラ、ごぼうを焦がすところまでローストし、コンフィで失った魚を焼いた時にできるお焦げをプラスw
薬味として、濱崎さんちの絶品七味唐辛子となんか色がなさすぎたので、意味のあまりないピンクペッパーを添えました。
長々とコンフィをディスりましたが、コンフィが嫌いなわけではありません。
塩焼きを私個人は愛しているのです。
県外のお客様は、きっと、高知の一流和食店、居酒屋で鮎を食べるでしょう。
コンフィはきっと、食べることはない。
なので、あえて、コンフィなのです。
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