SNS投稿の難しさ、費用対効果はわかりづらいが、やった方がよいのか?(同じ業種むけ)
SNSの必要性
そもそも、特に何もせずとも、インスタのフォロワーが5,000を超えているレストランはざらにいます。
同業ですが、分析しようと、タグや投稿内容を見ますが、基本の投稿セオリーさえないところも多いです。
どうやらフォロワー数は人気票のようです。
その他、店にホームページがなく情報が少なすぎるため、フォローするという流れもあります。
まず、なんのためにSNSをやるのでしょうか?
1、みんながやっているから。
2、ホームページを作るのもコストがかかるし苦手なので今はみんなインスタなので、インスタのみでやろう。
こういう考えでSNSをやっている同業者は多いのではないでしょうか?
web媒体はSNS以外で考えると、食べログはあれだし、「ヒトサラ」あたりがよさそうだし、「ヒトサラ」くらいは月額使用料も低いし、やっておこうみたいなところではないでしょうか?
正直、シェフに「腕がありすぎる店」はSNSは一切やらなくても大丈夫だと思います。
ただ、それは超一流大学の上位10番以内に入るくらいの腕前のシェフの話なので、一般のシェフは過信しない方が懸命です。
ほとんどのシェフは過信します。
そうなのです。
一部の評価で、「自分はすごい」と思う料理人は物凄い多いので注意が必要です。
自店が注目され、集客があるのは、開店5年以内の新店、または流行に知らぬまにのっている可能性があります。
その後、流行がさり、新店オープンの恩恵も無くなった時に集客に真に苦労します。
フォロワーを増やす難しさ
SNSが台頭した昨今でインスタを開設し、新規オープンしたお店は順調にフォロワーがのびることが多いようです。
人は新しいものが好きで、また情報が欲しいため、興味を持たれる傾向が多いからです。
自然とフォロワーが増えた人気店にはわからないかもしれませんが、実はフォロワーを増やすのはとても難しいことです。
当店みたいに有名でないお店は特にそうです。
SNS、Webのアルゴリズム、習性も理解せず順調に伸びていくお店は幸運だと思います。
そうでないお店は、集客のため、また情報告知のため、SNSフォロワーは多い方がよいので、そのための苦労をすることになります。
映える写真や、興味を引く動画、ショート動画、リール動画、ストーリーズ、機能がどんどん増えて、シェフの年代が上がりつつある今、なかなかにITリテラシー共々努力、勉強するなりしてやる必要があります。
苦手なのでやらない、はありか?
そもそもインターネット、SNS、ブログ等は苦手なので、やらない、もしくは2週間に一度くらいしかやらないという料理人、サービス人はいます。
「腕があるから大丈夫」
「常連さんがいるから大丈夫」
「本当に価値があるならSNSなど必要がない」
あたかも正論かのような言葉が溢れるくらい出てきそうです。
それでもやった方がいい理由
SNSは20年は引き続きやっており、本や、講習会など参加してみて効果を実感できずそれでも現在でも定期的にSNS、ブログを投稿している当店がいうことではないですが、
ズバリいうと、
「やった方がいいです」
告知は、この世にサービス業が生まれた太古からあるものであり、ツールが変わっただけなので本質が変わらないのです。
自分たちもそして、それを欲しがる顧客が存在するとして、告知(SNS等)は必須です。
苦手だからやらないのは、「仕事なのに、やりたくないからやらない」のに似ています。
それでしたらサービス業から転職するしかないのです。
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