イタリアの料理学校 2005
11年前にイタリアに料理修行をしに行った時、約1ヶ月半、ピエモンテのドモドッソラの料理学校にみんなで通いました。
これは、何を作っているのでしょうか?笑
覚えていません。
アンティパストからプリモ、セコンド、ドルチェまで色々なものを学びました。
ワイン学や、イタリア語の授業もありました。
そこの料理学校には、僕ら日本人の研修生以外にも、イタリア人とその他外国人もいました。
みんな10代ほど、今頃は、立派な料理人になっている人もいるんでしょうね。
日本人同じ仲間の研修生。みんな大人で、しかも、地位ある人や、仕事のできる人ばっかり、学ぶ姿勢が違います。
講師に質問を浴びせかけてました。
それにみんな、ほとんどイタリア語を喋れないのに、講師に話しかけまくったり(講師は日本語はできません。通訳できる人がいる時があったような気がします)
勢いがありました。
まあ、その先生はべっぴんさんだったのもあります。
僕は、それまで、洋食屋、カレー屋、ビストロ、と働いたことがあったのですが、実はイタリア料理をやったことはなく、初めてのイタリアが初めてのイタリア料理を学ぶところでした。
新鮮で面白かったです。
料理学校からほどよく近いところのホテルにみんな滞在していました。
学校から帰ると、僕は、その日学んだことをまとめあげて、復習していました。
その様を見た同期に関心されたものでした。
カピトリーノの吉川さんのイタリア料理教本だけを日本から持って行き、ひたすら読み返していました。
というのも、スーツケースには、本が沢山入れれないのです。
しかし、同期らは、下にあるバル(テレビもある)に降りて行き、イタリア人と話をしたりしていました。
僕は、喋れないのに、あんな風に積極的な行動を信じられませんでしたが、それが、語学をマスターする心構え、コツだったのではないでしょうか。
彼らは、滞在後半、喋れるようになっていました。
その頃、映画「ラストサムライ」が流行っていたのか、バルのテレビで、ロードショーをやっていました。確かイタリア語で「ウルティモサムライ」とかそんなだったような。。。
真田広之がカッコよかった。
毎日、ホテルでの食事、料理学校での実習後の食事、とにかく食べました。
お正月の比にならないくらい。
ホテルからは、スイスの山脈が見えました。
とても寒かったです。
ピエモンテの滞在中、なぜかスキー場にみんなで行ったこともあります。
寒くて寒くて、一人が風邪にかかり、その後、うつっていって、ほぼ、全員、重度の風邪にかかり寝込んだものです。
この料理学校の後、同期は各自、イタリア全土に散らばって行き修行をするのですが、この頃の思い出は大切なものでした。
同僚たちと夜遅くまで話したりして学生に戻ったようでした。
オーナー27歳の時です。
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2月はバレンタイデーですので、女子会プラン告知もかるくしていますが、ハート型のピザの企画を考えています。
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