第9回「イタリアでの食生活」イタリア修行

20年前の私
目次

はじめに

連載形式のイタリア修行日記は、石窯ピザフェデリコ、オーナー堅田が2005年に約1年間イタリア修行のため滞在した経験をもとに書いています。

修行場所は、イタリア北部、そしてフェデリコと一緒に働いたサルデーニャ島です。

イタリア国内の観光は20州のうち半分は行きました。

思い出だけをもとに書いていますので、正確な情報はインターネットで検索してください。504

楽しかったオルビアのレストラン修行時代

とにかく、みんな穏やかで、海も近くて、楽しい思い出しかありません。

一年の内、最後の方はヴェネツィアの方に行くのですが、それはあまりにイタリアの知らない自分が見聞を広めたいからで、本心はずっとサルデーニャ島にいたかったです。

働き始めて二ヶ月くらいでホールのテリーというとてもユーモアのある年配の男性が辞めて入れ替わり、ビクトリアという女性が入り、これがまたみんな個性的で楽しかったです。

ずっと喋っています。

イタリア人はおしゃべり好きで陽気でいい人が多いという印象です。

そうそう、イタリアに来たばかりのとき、道がわからなくて、その辺にいたおばあちゃんに聞いたら、ずーーっとイタリア語で道を説明してくれるのですが、イタリア語が全然わからないグループだった私たちは延々と聞いて全然わからなくて、それでもこちらがわかるまで20分でも30分でもイタリア語で話しかけてくる、親切心が伝わってきませんか?

日本人が外国に住むと?

異国に移り住むと食生活に問題が出てきます。

日常食に当然のことながら日本食がないですからね。

人によって様々なのですが、

お米が食べたくなったり(イタリアにもあるのですが、日本米みたく水分の多いふっくらとした品種ではありません)

味噌汁が飲みたくなったり、

納豆や豆腐、焼き魚が食べたくなったりとあると思います。

私は口にしたくてたまらなくなったものは、

ラーメンでした。

日本のラーメンは独特です。

あのような味わいは世界的にも珍しいのではないでしょうか?

どうしても食べたくなって、レストラン、チネーゼ(中華レストランんです。中国人は多く働く場所としてレストランがイタリア各地にあります)に言って、ラーメンをオーダーしました。

もちろん、全然理解してくれないので、特別オーダーで口頭で説明して作ってもらいました。

感想は、

申し訳ないのですが、

美味しくなかったです。

スープの多い薄味の麺と野菜の中華炒めみたいな感じでした。

それはそうです。

「日本のラーメン」を知らないからです。

それからは、自分で、スーパーでカッペリーニを買って(細麺のカッペリーニが一番ラーメンスープに合いました)

キッコーマンの醤油だけ売っているので、それとチキンコンソメで濃い目にスープを作って食べていました。

時折、日本から、お米、ラーメン、味噌などを送ってもらうのですが、これがとてもとても嬉しかったですねぇ。

その他、サルデーニャ島は海に近いところだと魚介系がよく食べれて、私個人としてはラーメン以外、さほど不自由なく過ごしていました。

おわりに


今回は以上です。

いかがでしたか?

イタリア修行とはいえ、どこかバカンスに近いようなリラックスして過ごせれた日々でした。

何かご質問、コメントなどありましたら嬉しいです。

引き続き、不定期ですがイタリア修行のブログをよろしくお願いします。

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